令和7年8月の金融市場における重要イベントの一覧です。下記以外の指標やイベントでもマーケットに影響しますが、大きく動きやすいポイントとして、FXや暗号資産の取り引きの参考になるかと思います。
■08月01日21時30分・米国雇用統計
■08月01日23時00分・米国ISM製造業景気指数
■08月05日21時30分・米国貿易収支
■08月05日23時00分・米国ISM非製造業景気指数
■08月07日20時00分・英中銀政策金利発表
■08月12日13時30分・豪中銀政策金利発表
■08月12日21時30分・米国消費者物価指数
■08月14日21時30分・米国卸売物価指数
■08月15日21時30分・米国小売売上高
■08月15日23時00分・米国ミシガン大学消費者態度指数(速報値)
■08月20日27時00分・米国FOMC議事要旨
■08月21日-23日 ・ジャクソンホール会議(金融シンポジウム)
■08月22日08時30分・日本消費者物価指数
■08月28日21時30分・米国四半期GDP
■08月29日21時30分・米国PCEデフレータ
市場関係者にとって夏の風物詩となっている国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が今年も8月21日から23日に開催されます。正式名称は「Jackson Hole Economic Policy Symposium」で、カンザスシティ連邦準備銀行の主催で毎年8月に開かれ、世界中の中央銀行高官、エコノミスト、市場関係者が集まり、金融や経済の課題について議論が交わされます。ちなみに、ジャクソンホールは米ワイオミング州北西部、ジャクソン市に位置する渓谷で、夏は避暑地、冬はスキーリゾートとして人気の高い観光地のようです。
今年の最大の焦点は「今後の米国金融政策の行方」ですね。もしパウエル議長が雇用の弱さに言及し、利下げへの姿勢を軟化させる発言をすれば、9月FOMCでの利下げ観測が一気に強まり、マーケットが大きく動く可能性が高まります。

