DeFi における最も代表的なサービスである分散型取引所(Decentralized Exchange; DEX)※を活用されている方も多いと思います。
※DEX(デックス)とは、非中央集権的な暗号資産の取引所であり、交換レートをプログラムで自動計算しつつ、異なる暗号資産同士の交換を可能にするサービスで、Uniswap・PancakeSwap・SushiSwap・Hyperliquid など、多くの取引所が存在します。
今回は、その DEX で発生する手数料を得ていく内容で、トレード等で儲けようとするものではありません。ご自身のウォレットに日々発生する手数料が毎朝入ってきます。
誰かに預けることもなく、ご自身のタイミングで資金を引き出すことも可能です。そういった意味で、相当安心できるサービスだと思われます。

「EisaLife」前提としての DeFi と DEX
先ほども触れていたように、今回は、DEX を活用した手数料ビジネスです。ビジネスというか、膨大な取引がなされている DEX から、ただ淡々と手数料を毎日受け取っていくだけです。念のために、DeFi と DEX について、ほんの少しだけおさらいしておきましょう。
中央集権から非中央集権(=分散型)への移行という大きな流れは皆さんご承知のことと思いますので、まずは「DeFi」から。大きな特徴としては以下の3点ですね。
- 銀行のような中央の権限主体が不在である
- ブロックチェーンに取引履歴が記録される(透明性が高い)
- 24時間365日誰でも利用することが可能

そして、その代表的なサービスが DEXです。そこでの利用者は一定の手数料を支払うことによって、色んな通貨(=トークン)の交換(取引)を行っています。そしてこの手数料は、特定の通貨ペアをあらかじめ DEX に預け入れていた別の利用者に分配されます。
この「あらかじめ預け入れておく」ことを「流動性を提供する」「流動性プールに預け入れる」と表現したりします。ちなみに、流動性プールにトークンを預け入れて手数料を得ることをイールドファーミング、トークンの交換を行うことをスワップと呼びます。この専門用語は覚えなくて大丈夫です。

※こちらの二つの図はKPMGの記事よりお借りしました。
あとでもう少し単純な図で表現しますが、DEX を通して、手数料が右側の「利用者」から左側の「流動性提供者」に分配されるという仕組みです。ただ、トークンのペアやタイミングによって、その手数料が大きかったり小さかったりします。ただ単純に預け入れておくだけで多くの手数料を得られるのであれば、みんなやりますよね。ただ、そんなに簡単ではないから、今回のツールが活躍するのです。
「EisaLife」集中型流動性提供モデル
大事なのでもう一度だけ確認しておきましょう。
流動性提供とは、自身の保有する暗号資産を DEX のプールに入れ、取引の流動性を提供することで、その対価として報酬を得る仕組みです。銀行預金の利息や株式の配当のように、資産を有効活用して収益を得るインカムゲインの一種と考えることもできます。

先述のように、この仕組みだけでは、多くの手数料を稼いでいくのは難しい(=資金の効率が悪い)です。そこで登場するのが、従来の流動性提供から進化した「集中型流動性提供モデル」です。このモデルを採用することで、特定の価格帯に資産を集中させることで、同じ資金でも、より効率的に手数料が発生する環境に参加することが可能になります。
また、スマートコントラクトによって処理は自動で実行され、流動性の状態や取引はブロックチェーン上で常に確認できるために、透明性の高い環境の中で資産を活用することができます。

「集中型流動性提供モデル」では、流動性ボリュームをすべての価格帯に分散するのではなく、特定の価格範囲に集中して配置することで、実際に取引されている価格帯で優先的にプールが使用され、より多くの取引手数料を得る機会が生まれます。
そして今回は、世界最高水準のボリュームを誇る「Uniswap(ユニスワップ)」を使います。たくさん取引される環境の方が手数料もたくさん発生しますからね。1日の取引高で約5,000億円(bitFlyer の約13倍の規模)ですから、そこからの手数料を得ていくことになります。

「EisaLife」資産を預けない分散型モデル
EisaLife(イーサライフ) は、ブロックチェーンとスマートコントラクトを活用し、個人が自身のウォレットで流動性提供に参加できる分散型プラットフォームです。
ウォレットを接続するだけで、設定から流動性提供までスマートコントラクトによって実行されるので、複雑な操作を行うことなく、分散型資産運用を開始することが可能になるサービスと言ってよいでしょう。

ウォレットコネクトによる接続なので、流動性は運営に預けられることなく、常にユーザー自身のウォレット内で管理されます。次のような流れですね。
- Wallet Connect を利用して、EisaLife に接続する
- 流動性提供に必要なスマートコントラクトが実行される
- 接続後、流動性は常に自身のウォレット内で管理され、いつでも確認・操作が可能
- そして、分配された手数料が自身のウォレットに毎朝まとめて入ってくる※
※たとえば ETH/USDC のペアを預け入れていた場合、そのまま ETH と USDC がウォレットに着金します。
操作についても、ウォレットを接続して、流動性ボリュームを選択するだけで開始・利用できるので、慣れていなくても大丈夫かと思います。そして、必要なトークンへのスワップや流動性提供の設定が自動で実行されます。リスクとしては、暗号資産そのものの値下がりの可能性と、あまりに極端な相場の発生によるインパーマネントロス※が挙げられます。
※集中度を分散させることで、なるべくロスが発生しないように設計されています。ちなみに「Zaif」や「楽天証券」のシステム開発に携わったメンバーが「EisaLife」のシステムを開発したとのことです。
特徴を箇条書きにしてみると、このような感じになります。やはり、もろもろ自動化されているのがラクでいいですよね。
- 自動スワップ
接続した資産は流動性提供に必要な二つのトークンへ自動的に交換され、手動で操作する必要がない。 - 流動性提供の自動化
流動性提供に必要な価格レンジや各種設定も自動で最適化され、複雑な設定を行うことなく流動定提供を開始できる。 - 報酬分配
スマートコントラクトにより流動性提供で発生した取引手数料が計算され、ユーザーへ分配される。 - 24時間265日稼働
スマートコントラクトは常に稼働し続けるので、時間や場所に関係なく流動性提供が継続して実行される。 - リバランス
価格が設定レンジを外れた場合、自動的に再設定され、継続して手数料獲得が可能な状態を維持できる。
「EisaLife」選べる流動性ボリューム
EisaLife では、ユーザーの資産や管理方針に応じて、複数の流動性ボリューム(プラン)を選択することができます。
| プラン名 | 金額(ボリューム) | 報酬 |
| エントリー | $1,000~ | 40% |
| ベーシック | $5,000~ | 44% |
| スタンダード | $10,000~ | 48% |
| アドバンス | $20,000~ | 52% |
| プレミアム | $50,000~ | 56% |
| エリート | $100,000~ | 60% |
報酬欄のパーセントは、手数料収益から実際に受け取れる率です。年間でおおよそ100~150%の手数料収益が期待できることが説明会で示されています。以下では、小さく見積もって仮に「100%」だったとして考えてみますね。
エントリープランで、その「100%」の40%がユーザーに、ベーシックだと44%が、スタンダードだと48%が、というように、入れている資金が多くなるとユーザーの取り分が大きくなる(=開発・運営側の取り分が小さくなる)という設計になっています。
たとえばベーシックで月利換算すると 44÷12=約3.7%、日利換算だと 約0.12% あたりの数字になります。5,000ドルで回している場合、約6ドル分が毎朝ご自身のウォレットに入ってきます。ランチ代が浮きますね。ちなみに、毎日の手数料は上下幅をもっていますので、受け取れる利益は日によってもっと多い・もっと少ないが生じます。
いきなりドカンといくよりも、プラン名のとおり、それぞれの運用方針に応じて、ひとまず「エントリー」「ベーシック」「スタンダード」あたりから始めて、1~3ヵ月の手応えを踏まえて増資していくのが良いかもしれません。
他の案件のように月利10%を超えるようなサービスではありませんが、手元の暗号資産を働かせて、家賃収入のように「手数料収入」を毎日受け取れる仕組みは魅力的だと思います。想像できましたか? 何より、誰かに資金を預けるわけではなく、常に自分のウォレットから繋いでいる(預け逃げが起こらない)というところに安心感があります。分散投資先にもってこいの性質ですね。。
なお、受け取った手数料をご自身のボリュームに追加していくことで複利的な運用も可能になるはずです。個人的には、ランチに充てるよりも(たとえば1ヵ月に1回などのペースで貯まった利益を)運用資金にどんどん追加していく方法を採りたいですね。複利の力は大きいですから。

10,000USDTから3年間運用するケース(APY100%想定)
これも「100%」想定の場合で、$10,000(USDT)でスタートさせた場合のシミュレーションです。もちろん手数料収入なので、大きい月・小さい月はでてきますが、理論値として考えてください。3年後には43,000ドルに到達していることが分かると思います。
ただ、運用の最小単位が$1,000 なので、この例ですと1ヵ月に1度だけ解除して、追加されたボリューム(元金+収益)で再度スタートさせるという手間(+わずかなスワップ代金)がかかります。これは、資金を預けないという性質によるものですので仕方ないかなと思います。
収益の源泉は「実需の取引」ですので、市場に取引がある限り、手数料収益は発生し続けます。「取引仲介手数料」という極めて伝統的なビジネスモデルでもあります。
「EisaLife」参加費
ここまで読み進めてきたものの、高額の参加費だったら、投入できる資金が減ってしまうなぁ・・・と心配されている方も多いのではないでしょうか。
今回の「EisaLife」は、いわゆる成功報酬型で運用されるので、システムの購入代金や毎月のシステム利用料などは必要ありません。先ほどの表のパーセントに応じて、ユーザーと運営で手数料収益を分配します。つまり我々ユーザーの手出しは「自分でいつでも引き出せる、その時に流動性提供したいだけの金額」ということになります。別途、参加費などは発生しません。
毎月減っていくようなシステムであれば、1回ポッキリの売り切りにしてしまって開発側だけが儲けて終了といった事態も起こりえますが、「EisaLife」の場合は、ユニスワップからキチンと手数料収益を得ていくことで、ユーザーも開発・運営側も双方がハッピーになれるという訳です。
「EisaLife」参加方法
実はまだローンチ前ですので、私自身もまだ開始できておりません。複数回の説明会の内容から、私は運用する気満々でおります。4月10日のローンチ後、簡易版にはなってしまいますが、登録・運用マニュアルのページを作成する予定です。「なるべく早く始めたい!」という方は、操作もそんなにややこしくないと思いますので、サービスを受けるためのリンクを個別でお渡しすることも可能です。
~このあたりに、登録・運用マニュアルのページへのリンクを挿入する想定です~
「EisaLife」に関する重要事項
- EisaLifeの位置づけ
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EisaLife は、利用者が自己管理ウォレットを通じて関連機能を利用するための、情報提供、インターフェース提供、関連情報の表示、および外部プロトコル等との接続補助を行うサービスです。特定の投資判断を推奨し、投資助言を行い、また投資勧誘、代理、媒介その他これらに類する行為をするものではありません。また、EisaLife は、非カストディの方針を前提として設計されており、運営が利用者の暗号資産、トークン、NFTその他のデジタル資産を預託、保管または包括的に管理することを目的とするものではありません。
- 非カストディの基本方針
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EisaLife は、別途明示的に案内する場合を除き、利用者の秘密鍵、シードフレーズその他利用者資産へのアクセスに必要な認証情報を取得、保有または管理しません。利用者によるウォレット接続、署名、承認、トランザクション実行、流動性提供、報酬請求その他の関連行為は、原則として利用者自身の判断と責任により行われます。
- 利用者自身による判断と操作
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EisaLife は、こうした利用のための環境、表示、接続補助および関連情報を提供するものであり、利用者に代わって運営の人的裁量により個別の投資判断、運用判断または資産移転を行うものではありません。加えて、本サービスに関連して表示される情報、分析、試算、シミュレーション、参考値その他の内容は、一般的な参考情報として提供されるものであり、その正確性、完全性、有用性または将来の成果を保証するものではありません。利用者は、本サービスおよび関連プロトコルの利用にあたり、適用される法令、規制、税務上の義務その他必要事項を自ら確認し、必要に応じて独立した専門家に相談のうえ、自らの判断と責任により利用するものとします。
常識ではありますが、確認のために暗号通貨の投資全般に関わる注意事項についても載せておきます。
法定通貨とは異なり、暗号通貨は国等によりその価値が保証されているものではありません。
需給バランスとともに、さまざまな外部環境の変化により、暗号通貨の価格は日々刻々と変動しています。天災地変・戦争・政変・規制強化、他の類似通貨の相場状況、予期せぬ特殊な事象などにより、価格が急激に変動し大きく下落する可能性もあります。
暗号通貨市場は法定通貨ほど規制も整っていないために、詐欺的行為が発生する可能性が低いとは言い切れません。また、事業がうまくいかず、投資家や所有者にとって価値がゼロになることもあります。元本回収を最優先させてください。その他、予見できないリスクも含めて、十分に理解された上で、それを許容できる方のみが参加し、リスク許容できない方は参加を見送りましょう(すぐに警察に行く・訴えるといった行動に出ようとする方は参加を見合わせてください。そういった意味でも、参加される場合も心の平静を保てる余剰資金/ポートフォリオのごく一部/勉強代だと思って諦められる金額にとどめてください)。なお、当サイト(E-mailやLINEを含む)は情報提供のみであり勧誘はしておりません。参加・不参加は各自の判断で行ってください。また、執筆時点で正しいと思われる情報を記載していますが、その正確性を保証するものではありません。

