令和7年9月の金融市場における重要イベントの一覧です。下記以外の指標やイベントでもマーケットに影響しますが、大きく動きやすいポイントとして、FXや暗号資産の取り引きの参考になるかと思います。
■09月02日23時00分・米国ISM製造業景気指数
■09月03日23時00分・米国雇用動態調査(JOLTS)求人件数
■09月03日27時00分・米国地区連銀経済報告(ベージュブック)
■09月04日21時30分・米国貿易収支
■09月04日23時00分・米国ISM非製造業景気指数
■09月05日21時30分・米国雇用統計
■09月10日21時30分・米国卸売物価指数
■09月11日20時00分・トルコ政策金利発表
■09月11日21時15分・ECB理事会終了後、政策金利発表
■09月11日21時30分・米国消費者物価指数
■09月11日21時45分・ラガルドECB総裁定例記者会見
■09月12日23時00分・米国ミシガン大学消費者態度指数(速報値)
■09月16日21時30分・米国小売売上高
■09月17日27時00分・FOMC終了後、政策金利発表
■09月17日27時30分・パウエル議長定例記者会見
■09月18日20時00分・英中銀政策金利発表
■09月19日 ・日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
■09月19日15時30分・植田日銀総裁定例記者会見
■09月25日21時30分・米国四半期GDP
■09月26日21時30分・米国PCEデフレータ
■09月30日13時30分・豪中銀政策金利発表
【2035年にビットコイン130万ドル?】
暗号資産運用会社ビットワイズが、注目すべき新しいレポートを発表しました。同社は「今後10年間、ビットコインは機関投資家にとって最もパフォーマンスの良い資産になる」とし、2035年までに1BTC=130万ドル(約1億9,000万円超)に達する可能性を示しています。
この数字は、年平均成長率(CAGR)28.3%という驚異的なリターンを意味します。背景には以下の三つの要因があります。
- 機関投資家による継続的な参入
- インフレ環境での「ハードアセット」需要の高まり
- ビットコインの新規供給量が固定されていること
一方で、ビットワイズは「ボラティリティは依然として市場の特徴」であり、規制変更や法改正といったリスクには注意が必要だと警告しています。また、従来の“4年サイクル理論”はすでに通用しないとも言及しています。
つまり、ビットコインはこれまでのように周期的に動くだけではなく、世界的な制度や投資家の行動によって全く新しい展開を迎える段階に入っているということです。
このような長期的な視点から考えると、日々の価格変動に一喜一憂するよりも、計画的に積み立てを続けていくことが賢明だといえます。時間を味方にしてリスクを分散する「積み立て」は、まさにこの不確実性の時代にふさわしい投資手法です。
やはり、私たちにとって一番良い選択肢は「ビットコインの積み立て」です。長期で淡々と積み上げていくことが、未来の資産形成への確かな一歩になります。
出典:Bitwise社レポート(2025年8月21日発表)

